やっと・・・らしくなってきた・・・。

普段と変わらない、スィエルヴワテュールの気がする。
自他共に認める極寒の地に根を下ろしたことを・・・、そんな天性の感覚をこの時期だけは恨んでしまう。

この底冷えぶりを、どの様に伝えるべきか・・・これはもはや自身に課せられた責務である。

・・・・10W40のオイルを注ぐその間に・・・、作業のその間に、今日の他愛無い出来事の一つを話しつくせる事・・・。

・・・・油まみれの手を洗ったその直後、明らかな温度差が故に、瞬間的に蒸気だった手の存在が痛ましく想われる事・・・。

・・・・車道に立ちすくみふっと振り返った瞬間に、視界に飛び込むクリスマスのイルミネーションに「マッチ売りの少女」の童話を思い出す事・・・。

とてもではないが、なんとも尋常ではいられない気がしてならない。

工場の片隅で深深と身を潜める、大事なお客様のご子息ご子女達が、暗のうちに静かに語りかける・・・

もうすぐクリスマスですから・・・。

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近況・・・

12月のスィエルヴワテュール・・・。
先月より続く、設備の集中投資と増設の工事もひと段落つき、順序良く慌しさを増す工場の廻り・・・。

日本経済の中心以北のこの街では、さほど経済論を振りかざすのもおこがましく、淡々と足元を見つめ続ける毎日である。
こうなると出てくる悪い癖・・・・気分転換及び逃避行である。一般的には「現実逃避」とでも言うのだろうか・・・。しかし描くも不幸な現状は、仕事の中でのリフレッシュである。
この原点回帰の数日は、意外なリフレッシュメントなのか、はたまた・・・。

窓の外を時折過ぎ去る人影も、この季節だからか、気分的にそう感じるのか・・・一回り小さく感じ・・・

相変わらずのスィエルヴワテュールの近況である。

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月末最後の・・・??・・・・・・・!!

d7856a8b%5B1%5D.jpg いつの間にか・・・12月である・・・。

月の終わりに急に忙しさを増し、月終わりの処理も間々ならぬまま今年最後の1ヶ月が無意識のうちに走り出していることに気が付く。
自身の中では、決算と言う知らぬ間に創造された1年が、時間の概念として存在するが故に余り騒々しくもないのだが・・・・しかし逸る気持ちが抑えられぬ事も事実で・・・

X’mas・・・である。

昨年の今頃もこんな事考えてた気もするが・・・、そんな甘い思い出があるわけでもなく・・・なんとなく・・・季節的なものなのだろうか、気温が低いせいなのだろうか、街を飾るイルミネーションのせいだろうか・・・、

すべてが正確に当てはまらず・・・、恐らく幼少期の記憶に刷り込まれた事実が、それを何か特別なものとしてそう感じさせるのだろう。
雑踏に紛れて、消えてしまいそうな事実の中を突き進むべき現在の立場と、仮にも過去に過ごした時との時間差が、変にオーバーラップするはずがないことを受け止めつつ、今日のこの日に感じる自然な気持ちを、又一つ自身の中にまだ存在するはずの仮定的世界に静かにおいて・・・

一日一日が深深と過ぎていく今日のこの日の終わりに・・・・。

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繰り返される事象・・・・

dbbd6529%5B1%5D.jpg やはり・・・、コレハコレデ・・・・、スローペースの日常も何かと退屈に感じる・・・人とはかくも我侭な存在なのだろう・・・。

太陽と対峙する時間が希釈な事に気づき、先だっての英国滞在を懐かしむ。
そもそも、これくらい明確に直近の過去について明確に意識する事事態が、最近にしては珍しく・・・なんとも今日の其れも様にも似て滑稽である・・・・。
当然、得れた物に対する恍惚さと、現実の時間との間に存在する大きな隔たりが、それがすべての元凶なのだろうけれども・・・・。

何れにせよ、寒さも随分と心の奥底まで届きそうな昨今においては、当分明瞭な回答は得られないままであることは、無知な自身でさえも意識できる。

七転八倒する・・・自身へ対する不敵な笑みの意味と、本格的に訪れる、これからのこの季節の訪れを、肌で感じることの現実は、何時の頃かにも繰り返した、それがこの事象であった様な気がする。

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複数装備で冬に備える・・・

すれ違う時間も冬のせいか、足取りが随分とスローペースである。

訪れるお客様との別れ際に、目の前の国道脇に立ち、何時までも続く事のないテールランプの過ぎ去る様を、恐らく無意識で追いかける。
振り返り様に、走り去る大型のトラックが放り出す疾風は、瞬間的に、次の時間の行動を意識させる。
冬のせいなのか、防寒対策のせいか、足取りもゆっくりと、久しく時計の針に忠実に行動している。工場を占有する一時帰省の我が子達も、そんな自身を気遣うかの様に多くを求めず・・・・なんとも贅沢で、なんとも・・・・である。

時計の針を支配する瞬間と、時計の針に同調する瞬間と、時計の針に遅れを取る瞬間と・・・・なんとも明確な答えの出ない今日この頃である。

当てのない旅の途中の・・・・そんな旅人の気分である。

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英国三昧・・・。

3deb6849%5B1%5D.jpg 午前中から、英国尽くめの一日である。

お客様からお預かりしている英国紳士と戯れる日がついに訪れた。

数日前より前準備を少しずつ、今日・・・。

合間を縫って訪れる、「オースチン ミニ クーパー」・・・。

ほぼ同世代?かと思われるその容姿は、すばらしいくらいの出来で・・・しばらく親元を離れ一緒に生活する、弊社の其れとは雲泥の差である・・・。

ご両親の名誉の為に一言「それでもやはり・・・かわいい・・・。」

淡々と続く前準備は、寒風の吹きさらす作業場の蛍光灯の眩さの下で黙々と行われ続けている。

最近連日続く、夜半のミーティング・・・・。明瞭な理解と明確な答えと、発せられる言葉へ対する疑心の多くが存在する中で行われる日々の作業は、寒風の外界も、オフィスの中も同じようで・・・。

・・・なんとも云えないほど身体の心まで冷えてくる・・・・そんな今日のこの日である。

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「経営」とは

最近の弊社は、それぞれの社、それぞれの部門の独立志向をあおる風潮を作り出しつつ、各々の思考回路の向上を目指している。

一長一短、一進一退・・・どれもこれもほんの少しのタイミングでまったく違う作用を起こす事を想像する事は、危険でもあり且つ、容易である。
あえて美しく表現するならば・・・・失敗を恐れず・・・だろうか。それとも・・・

そんなわけで、窓の外の車たちは、この時間になるとすっかり露化粧に身を纏い、ポールサインの橙色の電飾が、夏に見たそれと違い、その主役の座を確実な物にしてしまっている。
季節同様の実態とは裏腹に、普段以上にヒートアップさせ続ける努力を続ける各部署が、又訪れるのだろうかと意識させてくれる来年のこの時間を創造させるのは、必然である。

先のわからない世界に身を投じ、毎日わけのわからない・・・限界という名の足かせを手探りではずそうと努力する・・・・
「経営」とは・・・絞り込みすぎたテーマである・・・。

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HEATHROW at LONDON・・・・

ヒースロー発成田行き900便の機上にて・・・

駆け足の数日間が過ぎ、帰国の途に着く機内にて何気なく開くラップトップ・・・出張中のレポートをまとめつつ、ユーラシア大陸を眼下に猛スピードで暮れて行く時間を眺める。

何が出来るのか・・・何に可能性が秘められるのか・・・そんな難しい事と、氏と交わす他愛もない一夜の情事の話も・・・、交し合うビアグラスの先のパブの景色も・・・、すべて久しく何かに満足出来た気にさせられた数日であった。

帰国後の日本に待ち受ける諸問題も、三度与えられる定めの上に存在したこれらの時間のように・・・そう氏曰く、カルマに傾倒するかのように・・・クリアーにして行けることを切に願う。

機体の窓の麓に広がるこの異国の大陸に、色々な願いを込める事と・・・氏の懐の深さに感銘を受けた数日に感謝する術を探しながら・・・・

見透かされる色々な物事を素直に受け止めれる気になる、閑散とした機上にて・・・。

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英国の長い夜

ビジネスとは、天性に逆らうべからず物なのだろう。

この時差に体が慣れ親しむ頃に、最終日を迎えるこの哀しさに何時も時間が有限であることを実感してしまう。
そんな最終日、お世話になりっ放しの氏と過ごす最後の夜である。マーケットの云々以上に興味をそそるもの・・・・、やはり人となりと言う部分だろうか・・・。

終日何をして過ごした数日かというと、どれもこれも即日回答の出来ない抽象的な出来事と経験の連続である・・・・。つまりは、・・・・・何なのだろう・・・・何を出来て何を出来ないのか・・・・それ以上に肌と感性で感じてしまうものの方がその大勢を占めてしまうこの現実が、自身の能力が如何に理論的でないかということそのものの現れである。
PUBで飲む伝統的なビタービアのせいか、はたまたホワイトワインのせいか・・・・思考はすでに自身の価値観と全然別のものと成り果ててしまっている。

帰国後の日本も、この国の冬と同じくらい寒いと伝え聞く・・・・

さぁ、明日は帰国の途だ。

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本日も快晴なり。。。。

ここ数日の快晴さは、晴れ男のせいだろうかと氏に諭される。

此処、英国滞在も3日目?を迎え、TOGAWA氏の下で随分と楽しい時間を過ごしているのが申し訳なく感じてしまう。

今回の出張のテーマは、ずばり「精神探求?」である。

そういうことで、氏にお世話になりながらの色々なよもや話に花を咲かせつつ、自身の中での色々な可能性とギャップを整理・修正できればと思っている。
伝え聞く色々な話と、多種多様な可能性と・・・自身の身丈で実現可能な出来事の取捨選択は、それが近づけば近づくほどそれら多くの思考物が、さらに遠くへ投げ出され、そして又手中の範囲に引き寄せられ・・・永遠に続く様相を呈する。
とりあえずまずは、シンプルな思考に回帰することを薄々と感じつつ・・・・どうすればいいものだろうか・・・・。

若輩な頃に感じる、思いを馳せる其の異国の地も、気が付けば、言葉という壁以上の大きな世界の壁に身を投じてしまっている・・・。

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