師走というのに、、、一雨ごとに寒さを老いに重ね合わせつつあるはずなのだが、実感も程々に、という日々。
最早、暖冬などという言葉の起点がいつの時代からのことを指すのかさえ忘れてしまいそうである。
そう、忘れてしまいそうなことはこの無機質な文連の場も同様で、自身が人知れず向き合うこの場のように、この時代の季節感も同様に訪れることを待ちわびたい。
ここ最近だろうか、いつの頃からは自身の中でも明確ではないが、時間へ対する要求以上に時代へ対する挑戦を意識することが多くなってきている気がする。
歴史的なことでは当然なく、自身を基軸とした独りよがりな其れである。
自身が何者とも分からず、そのことが奏功し走り抜けた壮年期。そのことがおそらく影響するであろう、これからの時間へ、今までの失ってはいけないとの自戒の念に身を委ねながら、、、とは行かない不安や葛藤が、間違いなく今の自身の精神状態の大部分を支配しつつある。
多くの想い、、、自責の念であり自負であったりにもう暫く身を委ねる必要がありそうである。
12月の雨は、さらに雨音が大きくなっていく。