やがて一ヶ月ほど前に、「もうやがて訪れる冬」のために、事務所の隅で埃まみれのサイドテーブルと化していたわが社のブルーフレームのストーブを、やがて訪れる「もの」のために、各部の稼働状況を確認し準備万端のままに放置していた事を思い出す・・・。しかしついにそれらは本質的な動作を迫られる・・・まさに、好敵手冬型の低気圧の登場である。
極端な昼夜の寒暖差や日替わりでやり過ごす着衣での体温調節も、これからはただ只管に着込み続けることや・・・、萎縮して暖かい春を指折り恋しがるセンチな自身の存在を強要され続ける事でしかやり過ごせない・・・そんな過日を思い出す。
久しくの更新の理由は・・・、まさに、「記事」のソースが多すぎて多すぎて・・・やはり厄男の招きいれる災いなのだろうと腹を決め、只管に「受身」の毎日・・・・本当に毎日起きるのである。
厄男云々は置いといて・・・、創業より11年目・・・28歳から40歳へ・・・
まさに、栄枯盛衰との四字熟語が身に沁みる・・・そんな心境である。
あの頃と今の自分の違い・・・。
歳を重ねたこと。
思慮深さが増したこと。
経済的なゆとり。
講釈が増したこと。
アルコール摂取量。
「泣けない」と泣かない。
愛。
普遍のもの・・・。
何時エンドロールが下りるのかわからない自分自身。
死生観。
弱さ。
今の自身の「とりまき」がそう思考させるのか、普遍的なものの減少からなのか・・・、完全に不完全燃焼状態の自分自身と向き合い堪忍ぶ自身が居る・・・。
そう・・・まるで、今まさに迎える孤高の季節のように・・・。
今年の越冬はハードである・・・。