一切皆苦

卯月は・・・、去年の今頃はこんなだったかと手を止めてみる。

対前年比・・・といってしまえば、間違いなく減収状態ではあるものの、対労働比は確実に濃密さが増す状態からは改善せず、もはや昇華しつつあるスキル云々とは関係のない・・・自身の精神世界の問題なのだろう。

私生活ではというと、3LDKマンションを購入し、浮世世界の「ワンルーム化」という、2ヶ月近くにわたるリフォームがほぼ完了しつつはあるものの、まだまだ完全な住居としての用を完遂していないという、「住所不定」な根無し草生活が続いている。

グループの各事業においては、急転直下の組織の陳腐化を防ぎ止めることが出来なかったと言う経営責任を問われてもおかしくない状況を作り出し、その打開策も実行に移せてないという・・・まさに目前の物事に過度に対峙した失策を繰り返し続けている。

敢えて争うべくして争い続けることの本質的な意味を、如何にして伝えようかと語りつくせば語りつくすほど・・・、自身の導かれし初心そして現実の老い・・・だからこそ託したいニュージェネレーション達へと必ず繋がるであろうこの現世と・・・、すべては今の自分自身のため以上の・・・・
しかしながらそれらの大半は、自身の欲の成れの果て・・・つまり偽善として彼らの中に吸収され・・・、全方位的虚脱感によって、今までに足を踏み入れたことのない未開の地へと誘われつつあるような自虐的な感覚が繰り返しすぎていく。

仮に世の中の物事がすべて「苦」によって生成され形成されているのなら、むしろ喜んでその言葉の意味するところへ誘って欲しい・・・そんな無意味な気概を自身に望む。

しかししかし、そんな日々の中でさえ、愛するものたちは必ず存在し続けるもので・・・それらと自身が生かされ続ける限り、仮に世界中が一切皆苦の世の中だとわかっていても、精一杯傷つきながら身を投じ続けることができる気がする

生きとし生けるものたちの賛歌として・・・。

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