トータルワークアウトという名の下に、定期的な全身錬磨の日々をマゾティックに楽しんでいる。
40歳にもなれば、それなりに老いていく肉体と、必要以上に知恵を得た頭脳が、お互いに納得し合えずに日々ぶつかり合い、最善の回答を求めようとし続ける。
そんな期末の某日も、撲殺されるべき多岐にわたる仕事もなく、珍しく前倒しでの第8期目の数字の吟味を繰り返す。
「全力で」とはもはや隠語に近く、激変するパワーバランスの見極めを各事業間で意識しながら、今はただ集中すべき物事に対峙する。
忘れてはならない・・・・常に中心を感じ続けることを。