今日の出来事

午前11時、某所にてお客様の納車のため車を走らせる。

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昨晩から急激に寒さが戻ってきた感のあるここスィエルヴワテュール・・・空は気持ち良いくらい澄み切っていて・・・、素敵な一日の予感である。

数年来ご贔屓にして頂くお客様の下へ。大事な納品のために車を走らせる。弊社の取り扱いカテゴリーからは外れるものの、その無駄なほどの容積率を誇るアメリカ生まれの自由主義経済の象徴のような一台は、痛くお客様のお眼鏡に叶ったらしく・・・逸る気持ちに答えるべく、先を急ぐ。

昼前帰社後、いつもかわいがっていただくO氏が来社。ついつい共通する物欲感・美的感覚について、熱い話にしばし時間を忘れる・・・。
本題はと言うと、弊社の「愚息」のメディア露出のご依頼について・・・・ご依頼も何も「快諾」である。「愚息」ではあるが、やはり嬉しい物である・・。

ご予約のお客様の来店。もともと、現所有のお車のフォローアップがきっかけでお付き合いが始まったお客様である。
それぞれのお客様の求める事象へ対し、常にプロを自負する以上、的確適正なアドバイスが出来ているのか・・・・、自身の中のそんな疑念を払拭すべく、色々な思いの丈をお伝えする。

合間に、弊社H坂が数件のご来店のお客様のお相手をする間、通りがかりのお客様のハートを射止める、弊社の「愚息」がそのお眼鏡にかなったらしく、寒風の吹き付ける中、失礼にも立ち話で盛り上がる・・・。あんな方に巡り会える弊社の「愚息」もまた、なんと幸せなのだろうか・・・。

すでに時計の針は18時過ぎ・・・・、アポイントのあるお客様の下へ、慌しく車を走らせる。その車速とは裏腹に、車内の最近のBGMは、少し前から嵌ってしまった「リスト」のピアノ協奏曲のCDである。時に全身を包み込むこのクラシカルな刹那的な音色は、今のこの慌しい現実とギャップがありすぎ、痛く全身に響き渡るものである・・・。
そうこうするうちに、立体駐車場のコンクリート壁に響き渡るタイヤの奏でるスキル音のように、すっかり暮れた騒々しい週末の・・・そう週末のネオンの街の中を小走りで移動する。

突然・・・、フッと自身の叔母の事を思い出し、これもまた唐突なことの連続に、ハンドルの舵角をその方向へと切り進む・・・。
年の頃は・・・・記憶に無いが、ある特殊な環境下固く繋がり合うDNAのせいか、自身的にはとても自然で、ほんの僅かではあるが、今この瞬間・・・自身が生かされているこの運命に感謝できる・・・、そんな素敵なささやかな時を過ごした。

帰社後、雑談程度のミーティングに訪れる明日と言う名の希望を揶揄し・・・、それでもがんばれるる明日を夢見ながら、「お疲れ様」の言葉に社全体の業務は終了。
・・・・割愛して申し訳ないが、そんな、さり気無くも確実に充実させて頂いている「今日の出来事」の断片である。

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