恐らく、覚悟できても受け入れがたい現実があるならば、それは目の前に存在する真実であろう。
虚像でもなく妄想でもないこの瞬間は、他人からとやかく干渉されることに、無性に感受性高い自分自身が、最前列で心の奥底の感情を悟られまいと葛藤し続ける姿として現れるのであろう。可能な限りの表面的でもいい愛情と、許される範囲での言葉で、其の事実が癒されることが仮にあるとすれば、全身全霊で其の瞬間を恐れず直視したい。偽善や独りよがりであろう事も知った上で・・・・。
ひとつの時間が又幕を下ろし、風化してしまいそうなこの不安でさえも、明日を生きる力にしていかねば・・・・人間であることは難しい・・・。