各々[オノオノ]の日々

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桜もすっかり出番を終え、普段と変わらない日々である。

・・・スィエルヴワテュールでは、今日も施術が繰り返されていた。
相手は、弊社のもっとも得意とする「元公団メーカー」である。
現在の活躍とは裏腹に、ここ日本においては、非常に数奇な運命をたどり、現在のポジションを確立しているある種偏屈な自動車メーカーである。
決して先見的でもなく、繊細でもないこの自動車の強かさが、妙に自身の身体の記憶に残ってしまい、今では我が社でも絶大な位置をキープし続けている。
時々感じる・・・、この世界に飛び込んだきっかけを与えてくれたこの自動車には特に愛情を注ぎ、必要以上に過保護に接せざるおえない。
懐知れた仲であるので、その取扱に特別な配慮も今では必要なく、何がおきても不思議でないはずのこのケースなはずなのに、なぜか心穏やかに進捗していく。オーナーは理解ある寛大な方で、これからも愛し、愛される関係を影ながらサポートできればと各々の想いに託し、作業を続ける。

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