現在の工程は、前回の?番から逆回転での作業である。
- マウントの交換
- ボディーとの組み付け
- 各パイピング・配線の接続
- 火入れに備え各接続部分の最終チェック等・・・ボンネットの取付。
(フロントミッション側のパーツが追加で必要であった為、其処を別作業として作業する事とし、それ以外のエンジンフロント、エンジンリアのマウントを交換し、組上げ及び清掃の完了したエンジン・ミッションをフレームへと組み付ける。)
(メンバーごと下ろしての作業だった為、組み付けは比較的容易でそのままクレーンで上空に位置する本体と位置を調整し、ボルトで締めこむ)
(・・・問題多数・・・根気との勝負である。前回ご案内の通り劣化したゴムパーツとの格闘のため、予想通り、追加でのパーツが必要となってしまった。
まず、ブローバイガス還元用のパイプ、インテークチャンバーから取り出してある負圧ホース等々・・。とにかくこの時代のランチアは、インテグラーレも含め、パイピングが多すぎる(恐らく無計画に)それと、制御配線の取り回しが明らかに耐経年劣化を考慮に入れてない為、コルゲートチューブ等を用いて若干手直しをしつつの復元作業である)
追加で必要になった消耗パーツに為(ホース・バンド等)、作業は一時ストップである。