こんな時間に起きること事態が、何か病的な精神状態に陥りそうで・・・なんとも不甲斐ない一日の始まりである。
この世に生を受けて約409ヶ月と数日・・・24時間の3分の2を重責のポジションで過ごす数年を精査すべく・・・・肉体的な見地から・・・・終日を病院で過ごす。
「先生」と呼ばれる方々と、プライベートで接する機会が少ないせいか、久しく緊張する朝を迎える。
基礎検査で始まった工程は、相当な量の項目が設定してあり・・・・
レントゲン検査、血液検査、頭部MRA検査、上部MRI検査、等々・・・・
少しづつその激しさを増し、午前中最後に訪れる「胃カメラ」の洗礼でピークに達する。なんだか本当に病気になりそうで、ものすごく落ち込んでしまった・・・・。
病院で用意される昼食は、比較的味の良い・・・・もしくは前日からの断食から来る空腹のせいか、非常においしく頂いて、午後からの荒行に備え、束の間の休息をとる。
・・・・・・・・・・・・・・・。
自身の人格形成もしくは、可能な限りプライドを持って生きてきたつもりの34年間で、恐らく率先して曝け出すあられもない姿・・・・そうたっぷりの「直腸検査」である。
此処から先は所謂変なアダルトサイトへのリンクではないことを前もってお断りしておく・・・。
***工程***
1.問診(本日の体調等の説明)
2.浣腸(後方の???ホールへの潤滑用のゼリー塗布後、変なあえぎ声と共に異物混入を内々で実感 する)
3.・・・・5分弱の間の悶絶(長ければ長いほど効果的らしく、・・・まるで自身に課された懺悔の十字架のよ うに相当時間耐え忍ぶ)
4.排出工程(詳細はお食事通の方の為割愛・・・)
5.無機質に並ぶモニター数台と、可動式の診察台に横たわる。・・・・そう、まな板の鯉状態。+放心状態
6再び簡単な説明(麻酔等は使わずの検診・・・・麻酔なしかよ!!!!)
7.・・・・・平常心・・・・心の準備。 そう思った次の瞬間
!”#$%&’()}?<LK=)( ・・・・・・・ ぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ・・・・・ぁぁぁっ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・。(相当長く感じたが恐らくそうでもないのだろう・・・・)
8.しばし唖然と・・・・・悶絶の雄たけびも虚しく・・・・なんだか・・・・・もうどうでもいい・・・・成るように 成 れ・・・
9終了
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こうして終了した長い一日・・・。なんだか自身の知らない新たな世界観が開花したかもしれない・・・・。
・・・ひと仕切りの工程を経て、結果は「・・・・・」
人検不合格である。
再検査の日取りを追って連絡する旨伝えられ、病院を後にする・・・・。
まぁこんなもんでしょう・・・。 そんな定期点検の一日である。