雑踏の主人公たち・・・・センチメンタルなスポットライト・・・・今日の主演は間違いなく自身も含め「其々」の人たちである。
関連会社のケーキの配達に追われた昨日に続き、今日も混雑の支配する往来に飲み込まれる・・・・。
この時期は「やはり」例年の期待を裏切らず、季節感とは裏腹に深々と日々を過ごしていく。
早朝関連会社 GM と共に、とある出生の「某地」を訪れる・・・。
感慨と刹那さを押し殺し、自身の費やした往年の時間を、我々からのささやかなクリスマスプレゼントを手にした、幼心の君に重ね合わせる。
澱みに覆い尽くされた純心無垢な精神は、決して表に露わにせず、しかし目前の聖職者に心洗われながら聖なる早朝の時間を駆け抜ける。
不特定多数への・・・博愛よりもむしろ、ピンポイントでの愛情表現が尊まれる特別な日は「其々」が何か一縷でも心奪われるものなのだろう。
何か特別さを感じながら、遽しさの中へ孤独・・・そして、止め処なく溢れ出る感情を奔らせながら、今日と言う特別な時間がに身を任せる・・・。