「日本の「フランス文化の町」”Ciel voitule”での日々を時には抽象的に、時には大胆に?お見せいたします。」
そんな温故知新を心情としたタイトルのブログではある・・・・がしかし・・・・、現実世界の拙速な程の一般論化されてしまった進化の過程の前では、すでに取り残されつつ感じる・・・・それらは所謂「頑固」さ其の物なのか、「悔し泣き」的な無いもの強請りなのか・・・・。
友人の友人の夫妻より、自動車購入の打診をいただいた。経済的利益云々と言うよりも、不肖な自身を使っていただける喜び・・・つまり、まだまだ自身がこの現世において必要として頂ける事への悦びのほうがそれら以上である。
・・・・・・で、最終的な結論は、日本が誇る技術の水を集めて世にデビューし、今世界中を先遣している、あの車である。
ただただすばらしい・・・・緻密さと商業主義的エッセンスとの融合や、これからの世界のリーディングカンパニーであるための自負的戦略と・・・いろいろなエッセンスが凝縮され、今現実の限られた選択肢を集結したプロダクツとしては非常にすばらしい出来である。
正しく、凡そ付け入る隙も無いだろう・・・と言う感じである。
がしかし、何かこの上ない一抹の寂しさを感じるのは自身の中の完敗宣言を否定したい気持ちなのか、はたまた、これは、我々が恣意的に選択させられ与えられてしまった世界なのではないという反骨精神なのか・・・、それともただ、そんな新世界を否定し僻みたいだけなのか・・・、なんとなく釈然としない心のどこかの蟠りを感じてしまう。
寒中の谷間の・・・・少しだけ暖かな昼下がりに思う・・・・・
今日は敢えて「大胆に」自身の心情を吐露してみた。