昨晩から降り積もった雪に、幼少期の記憶を辿りながら、沸き起こるワクワク感を堪能する。
昨晩は珍しく・・・というよりも大雪の為に、午前様にならない時間に帰路に着いた。がしかし、深夜の道路は大渋滞・・・。改めて、ここは南国の地であることを実感させられる。
翌日車を会社に横着けするや否や、やはり、自身の中に眠るワクワク感を押し殺す事が出来なかった。在り来たりではあるが、一面の「銀世界」である。
既に記憶にインプットされている、雪が『冷たい』と言う事実関係を承知しているにも拘らず、触れてみたくなる衝動は自然発生的に存在し、・・・やはり『冷たい』・・・。これは昔から、そして未来栄光・・・きっと普遍の感覚なのだろうなと柄にもなく感動してしまった。
一面を覆う「銀世界」に現実を包み隠され、それをはき払う事をしようとしない現実に、しばしのんびりとした時を矢理過ごす。