納品の為向かった先で、久しく出会う雨の香りである。
もうしばらくするとこの地も過ごし難くなるのだろうなと思いながら、暗転の夜空が恨めしく思えた。
今日は夕刻より、ご贔屓にしていただくお客様の納品の一日である。
十分でない弊社のフォローアップと、中々満足点まで高めれない自身の能力にもめげず、皆様にはかわいがってもらっている。
出来ることは数知れず・・・、出来てることは数少なく・・・・、こんな自身にお付き合い頂き早数年の月日である。それでも喜んでいただいているのだから、つくづく感謝の連続である。
なんだか最近、一日のうちで少しだけ降る雨脚が、下手に交錯する自身の中の理想と現実を、少しだけ、そして優しく解きほぐしてくれてる気がする。