睡眠不足??

設立間もない事業部の本格的な取引に向けての商材の仕入れの為、福岡へと車を走らせる。
出来ることなら無駄な持久力の消耗を避けるべく、自身の自律神経は体力と能力のトータルバランスを計算するが、やみくもにテンションを上げようとする潜在意識がこの状態を拒絶するかのように、雪の舞い散る福岡の空に肩をすくめ、「明日へ架ける橋」の上を突き進む。この嵐のように訪れるであろう未来の夢を、選択と淘汰の対象とし、まだまだ「考える葦」であり続けてほしいと願う事業部の責任者へ対し、少しでも進みやすい道しるべとして、自身が存在しつつけることの意義に、隙を見て眠りにつこうと要求に対する自身の脳に、少量づつ、且つ突発的にアドレナリンを投与する。
デスクの整理をする折、今までと随分違った状況に、少しばかり不思議な感覚を覚えることがある。それは明らかに、自身の意識の範囲を越えた第三者の手によって制御されつつあるそのものの痕跡であり、とても創業当時には想像もしなかった状況である。

そんな状況を冷静に喜べる自身の成長に、少しだけの拍手を送り、統括し精査すべき瞬間を見逃さないよう進んでいくことを寝不足の脳に入力し又一つENTERキーを押す。

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