1月も5日目が過ぎ、今頃になって私がかかる筈の無い「休みボケ」にも似た身体の気だるい症状に悩まされる今日この頃・・・、郵便受けには毎年恒例の、行く宛ての無い「彼ら」が日に日にその数を増し、去年はどのくらいの出会いが在り、そしてどれだけの人が知らないところへ行ったのだろう・・・、などと、小さくため息などついてしまう・・・。
数日前からの私の友人との語らいの空間も、初めの頃のギクシャクした時間がすっかり嘘のようで、少しずつもとの姿に戻っていくそんな彼に、少し誇らしげな感じさえ覚えてしまう。もうほとんどの工程が完了し(メインはリングギアの交換)残されるのは、彼へ吹き込まれる新たな鼓動の其の瞬間ぐらいだろう。
配線の一つ一つ、ユニオンパイプの一本一本に、ほんの少し前に過ぎ去った過去の時間を懐かしみつつ、明日にはまた以前と代わらぬ彼の姿を夢見て、もう少し同じ時間をすごします