poetry and death

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今宵は、愛すべき皆様へ”吟遊詩人”

より、少し素敵なお話をお送りいたします。

Merry X’mas
愛すべき人たちと過ごすのだろうこの聖なる夜は、ある人には優しく、ある人には切なく・・・、色々な愛の形を感じるときだと思う。
そんな夜は、色々な贈り物を愛すべき人から貰うものだろう。そっと優しくその包み紙を開けたとき・・・・、そこにもまた一つ、少し素敵で儚い物語が包んであるのだろう。
・・・・・その時突然・・・・・、時の流れが止められた・・・。次の瞬間、慌てて自身の中に住む”平静さ”と言う名の扉をたたく自分と、何か自分自身に芽生え始める”伝え始めなければならない”と言う強迫観念に駆られた自身の思いが、身体の中で混線し始めるのを感じた。
こんな時何時だってそうだけど、何故か何もいえないまま、ただもうすぐそこから出て行く後姿を、出て行くその後姿を見送るまでの・・・ほんの僅かの時が走り去るのを、何も言えずただ、そっと優しく待ち続けてしまう。

与えられている物事と言うのは、常に当然のごとく其の事象を客観的に受け流し、そこに置かれている事への本当の優しさは、遥かかなたへ置き忘れてしまっている気がする。

“夢を・・・理想を、現実に近付ける事”

これはきっと未来栄光のテーマであり、失ったかも知れない大事な物を改めて心の傷として感じ、また遭遇してしまう。そんな学習能力のない自身へ対し改めて”自虐的”になってしまう。

自身の中では何時も、何かの物事の前にいるつもりでも、気がつくと其の後姿を、ただ愛おしく見つめ続けていただけのこの自分に、今はそっと優しく哀れみのレクイエムを送ろう。

神の存在が仮に在るとして、これからも其の瞬間を迎えるまで続くであろうこの慌しい日常が、彼が与えてくれた唯一の救いの時間であり、いつだってそれに寄り添いしがみつき、本当の自身の思いは遥か天空のかなたへと投げ捨て続けてしまうのだろう。

愛する人たちよ・・・、遥か天空の彼方へと投げ捨てた其の思いが、そっと優しくあなたの愛する人へ届くことを、今はただ優しく思い綴るとしよう。

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