Shiwasu

判然としない今の日本経済同様、自身の身辺も新たなるチャプターへとページを進めつつある。

昨日の夜半、、、とある癖の在る友人からの珍しい入電である。

まだまだ午前様まではゆとりの在る社で過ごす時間、携帯電話の向こう側はでは既知のセオリー通りの
「音」である。
 音源のイメージは定石の少し大きめのカットの入った、口もさほど大きすぎないショートグラスと、
なまじっかのこだわりの市販の「ロックアイス」に半分程度の、、、少しペースが落ち薄まった安いウイスキーが程なく空気にさらされ、角が丸みをおび、、、グラスの中の大き目のカットをすべりながら心地よい「カラン」と音を奏で、クユガシ遊ばれる、、、
凡そ3杯目の「その」分量残であろう。

そんな勝手な憶測に、友人の会話への注意が緩慢になり、、、、つまり、、、電話の本質を見失いそうになる。

まぁそんな20数分の時間の後に、友人が残した残り香は

「つまらん時間を取らせてゴメン」

この時間がつまらなければ、自身の費えた数ヶ月、嫌数年はもっと体を成さないのではないか、、、

判然としないのは、殊更に自身であることに直面するShiwasuである。

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