- 2009-12-11 (金)
- Ordinary Ciel Voiture
淡々と過ぎていく師走の某日・・・それは安息日間近の例年の光景である。
これはいわずと知れた景気動向に左右されるものではなく、もう7年近く繰り返されてきた・・・・、むしろ、こうなると「やけっぱち」なほど変わってほしくない光景である。
そんな本日は、類まれな早朝音痴の生活習慣病の病を押して、10時よりの遠方某所での商談のために7時に起床する。
30分ほどのシャワーの後に、さらに黄昏の30分を漠然と浪費する。
パーキングでDレンジにシフトを落とした頃にはすでに、アポイントまで1時間弱と言う絶妙な時間を残し、目的地へ向けアクセルを踏み込む。
解けていく初対面の疑心も解けかけた頃、自動巻きの腕時計はやがて正午まで10分足らずを残すばかりである。
普段単身接することない非日常を欲し、国道沿いの古民家風名物料理のお店の暖簾をくぐり、敢えて窓際より一列中央の席に目線を落とす。
自意識過剰なほど周りと筋違いなほど交われない自身の置かれた状況に、変に満足しながらご当地名物の料理たちに、箸を手向ける。
帰社後、本日の実務を確認し再び野暮用のためにまた車を走らせる・・・・・。
師走の某日はまだまだ続く・・・・。