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右往左往

 頓に・・・1週間の移動距離が半端じゃないぐらいの毎日である。

 すっかり冬らしくなり、晩秋の心地よさを体感せぬまま極寒の6年目をこの地で迎える。

 近隣県への移動が煩雑になり、公私共に充実した・・・しすぎて満身創痍の毎日が連続する。

 「充足感」この定義には、千差万別の評価基準が存在するし、瞬間瞬間受け止め方も変化するので一概に「これ」と言う確証はないのだが、まだまだ変化に飛んだ日常を与えられ続けている今日この頃に、確実に「充足感」と言う結果を与えられ続けている。

 逆に、それらの物事に巻き込まれる隣人もしくは対人は・・・・、どう感じてくれているのだろうか、不安でもある。

 有る映画の一場面にも似た、ものすごく素敵なひと時も、友人と過ごす惰性の時間も、仕事の仲間とまっすぐに進む毎日も・・・偶然に近い出来事のようで、実を言うと短針と長針が定期的に重なっては又離れていくかのような、法則性も感じてしまうのは気のせいだろうか。そう、「運命」に近いコンディションであると感じる。

 出逢っては分かれる・・・刹那的な時間に翻弄され、自虐的になりながらも、結局馬鹿みたいに同じ事を繰り返し続けるんだろうなと・・・・つまりは右往左往・・・・であると・・・。

 贖罪の気持ちは抱いているが、決して後悔しない瞬間をより多く重ねて生きたい・・・右往左往と言うよりも、支離滅裂が今の自分に近いかもしれない・・・。

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