- 2008-10-13 (月)
- Ordinary Ciel Voiture
フロントウインドウ越しの日差しと裏腹に、風になびく髪の間を抜ける風は少し涼しげな・・・・一番愛して止まない季節・・・。
移動に要する慌しい時間がとてつもなく心地いい・・・・平日の祝日、そして連休最終日と言うこともあり、自分自身でそのスピードをコントロール出来ている。
公私共に、そんな制御感をしばらく味わえてなかった為か、普段のストレスフルな道すがらで、あえてコントロールの緩急を繰り返す。
時には全力で、時には惰性に全てを委ね・・・・。
回りは一面金色の稲穂群が・・・・もう少しでその収穫の時期を迎えつつある。
車が止まった瞬間に感じれなく寂しさと、車を走らせる・・・その連続する間に感じる、有る意味「人工」の・・・・どちらもたまらなく心地いい、この季節の「風」である。
静寂のうちに交代する「動」と「静」の季節の狭間・・・神無月は、短くもはかない・・・そしてもっとも重厚な季節である・・・・。そう感じさせられる対極の現実。