- 2007-05-27 (日)
- Ordinary Ciel Voiture
閉塞感漂う5月の終わり、物理的な近況とは裏腹の思考が交錯する。
昨晩は某氏方々と22時過ぎより場末の場所のお店へと足を運ぶ。
気心知れたメンバーであり、ざっくばらんに場末の新境地を開拓する。
木製の自動ドアをくぐったその向こう側は、何か懐かしさを感じる香りと適度に照度の落ちた照明と・・・・これは数年前に訪れた、某国の「スナック」と同じではないか。
素面の自身とは裏腹に、体当たり的な不躾さで問いかけるお決まりの質問を、それなりの経験と知識でスルーしながら、約束の「60分」が滞りなく完了した。
が、驚きなのは、「おごってもらった」事実である。
暴君曰く、最近携わる仕事で臨時の収入があったらしく・・・・それが故らしいが・・・・。
久しく経験のないシュチュエーションに、なんだかドキドキしながら、その場は好意に甘えさせていただく。
隣接する・・・・本当に壁一枚で仕切られた「場末」の場が、御礼をするには適当であった・・・・しかし失礼にも、そして不幸にも、とてもお礼のできるような環境ではないことを、暗黙のうちに理解するや否や、10分足らずで席を後にする・・・。失礼は承知の上で・・・。
結局いつもの通り、うだうだのまま時間ばかりが過ぎ、その間にたたく門の数ばかりが積み重なり、結局又「場末」の店へと腰を落ち着ける。
なんだかほのぼのとした週末の某日を過ごすには、あまりにもはまり過ぎである感が否めない・・・・そんな時間を過ごす、場末の街で・・・・・。