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質実剛健

 普段通りの・・・気候も人並みも、すっかりと睦月の日の一日である。


 相変わらずのスィエルヴワテュール・・・・。通年もこんな感じだったのだろうかと、何気に遠い記憶の手帳をめくり返す。

 前のめりであることが心地のよい、潜在意識の指示により、インフラ整備は程ほどの各事業会社の企画立案ばかりに直面する。

 此処は・・・そう、あえて時計の時間を止めれる空間としての存在意義を発揮し、群れる彼等も「おなじみ」の顔ぶれで「変わることの無い」時間を誇張する。

 変化を求める特異体質?は、飽きっぽいのか、はたまた前衛的でありたい・・・のか、気が付けば形成されてしまった自身のセンスであり、時にそんな存在を不純な者として、卑しいものを見下すようにも感じてしまい、なにかと複雑なものである。
 結果、其々のアクションでの「選択と行動」は、加速度的なスピードに達し、冷徹なほどの「選択」と「行動」も数多く執行する。
 物事の成否よりも・・・・むしろ・・・いや間違いなく自己満足の輪の中に、より多くの存在を意識し、其処から生み出されるエネルギーへの贖罪として、自身の肉体的享受物を輪廻的に供与する。
 其処から繰り返し始まるその輪廻の輪は、誰が止めるでもなく・・・・、気が付けば自身も止めれる訳は無く・・・・役不足のCEOとして歯痒くも在る。

 うまくバランスをとろうとすればとろうとするほど、より多くの・・・数多の力を自身の輪廻の渦中に紛れ込ませ、そこから抜けだしたいと思った瞬間は、すでに遠い過去の出来事で・・・・幾戦もの不甲斐無さにまた塞ぎ込む。理解を求め語りつくす、より多くの言霊も、気が付けばそうなることを知らずに望むもう一人の自身の罪である。

 
 後どのくらい・・・今の自身が正しいのかを信じれることだけが、生かされ続けることの意味そのもののような気がする。


 複雑怪奇な思考の原因を肌に感じ、質実剛健の真相心理の意味を問う。

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