- 2006-10-16 (月)
- Ordinary Ciel Voiture
一昨日の・・・・久しく忘れかける、「宴の会」に相応しい一晩を過ごす。
数ヶ月前より弊社の一員として社を盛り立てる新入社員達の為、ささやかながら歓迎の宴を催してみた。
熊本は「上通り」と呼ばれる、少し落ち着いた雰囲気の路地裏に場所を取り、うまい料理と、普段中々ゆっくりと話の出来ない皆との仕事以外の時間を肴に、しばし腰を据え舌鼓を打つ。
七輪の上では、往生際の良い「牡蠣」の一群が今か遅しと鎮座して・・・・その脇には霜降りの・・・これもまた見た目にもうまそうな牛肉の焙り焼きが・・・、味覚の異質な自身でさえも、かなり満足させていただいた。
ビールの後には、肉に合わせたロゼのワイン・・・生牡蠣に合わせMOETのシャンパンがテーブルに載せられて・・・ちなみにこれ等は、自身以外の喉を潤すためのものなのだが・・・・。
ひとしきりを過ごし、無理やりお付き合い頂いた、帰路へ付くM本氏へと頭を垂れて、「2次会」の・・・安息の地を求め徘徊を開始する。
無計画さの延長線上で日々出会う・・・出会ってしまった我々らしく「無計画」な計画は実行に移され、一人のものの、若干酔いどれの思考の元での立案により、某雑居ビルの4階へと決定する。
かなり広めのホールの先の・・・・少し込み合っているせいか、案内された席はステージの袖近く・・・とりあえず、改めて「乾杯」の音頭で2次会が始まった。
「アカデミー」と称されるその店は、知れ渡るその名の通り、かなりエキセントリックなショーを有するお店でして・・・・ご存知の方も多いとは存じますが・・・・いやはやなんとも・・・・
「全て女性」なのです。
つまり・・・・ほぼ肉体的にも・・・・
当たり前だとお思いの、無知な方々のために補足情報を・・・・所謂「オカマ」または「ニューハーフ」の方々のお店でして・・・・。
それにしてもまぁ、個人の主体的な意見とは裏腹に、本当に女性的で美しい方々ばかりです。
そんな、唖然とする新境地の自身とは裏腹に、お店のスタッフに制止されながらも一緒に踊ろうとする弊社スタッフ達のたくましさというか・・・・傍若無人ぶりというか・・・いずれにせよ、本当に「宴会」らしく午前様の街を堪能させていただいた。
明けて翌日は、誠淑やかに・・・弊社の成長の糧として淡々と業務に勤しむその姿に、少し吹っ切れた感のある、頼もしい「仲間」たちとのまた新たなる一日が始まるのでした。