- 2005-03-05 (土)
- Ordinary Ciel Voiture
オフィスの窓の外は、雪化粧で着飾った我が社の娘息子達の深深と佇む後姿・・・
弊社、某バイパスの支店を、意気消沈として本店へと車を走らせる。走らせる車のヘッドライトに異常な加速度で映し出される降りしきる雪に、中々車のスピードを乗せることが出来ず、それでも若干押しているスケジュールとの競争に、気ばかり焦り、M永氏とY水氏の待つ社へと急ぐ。
久しく書き込むこのブログだが、久しくなった理由も特別無くと言うわけではなく、むしろ有りすぎるほどの毎日が私を襲っていた。そんな数日間・・・、昨晩は遠く北九州の取引先から、私の担当する各顧客のフォローアップまで四苦八苦の、そんな充実すべき毎日であった。社へ戻れば、時期的なものも手伝い、弊社H坂氏は私と同じく通常業務に追いかけられ、新しい事業部も着実にタイムスケジュールを逆算できるぐらいの位置まで近づいているし・・・何かと忙しい毎日なのである。
それぞれがそれぞれの道で、絶え間なく続く連続する道へ、それぞれが選択したであろう道筋を日々葛藤の中で歩み続け・・・、おそらくその中心にいるであろう私が、そんな彼らに与えられるもののそれは、決して未来栄光永遠に続くものではないのかもしれないが、限りなくそのもの其の物に近づけれるよう、絶え間なく湧き出る泉のように在れる事が、今の私が持ち続ける夢であり、そして何よりの、とりあえずの希望ではないのだろうか。
そんな自身の目の前で、20歳ちょっとの青年でさえもそんな道半ばでの自身の存在価値を・・・、そしてどれくらい続くか分からない自身の人生の浮世をどの様にして捜し求め続けるのだろうか。